M&Aマニュアル

M&Aマッチングサイトのメリットは?シンガポールM&A専門家が選ぶ国内M&Aマッチングサイト10選!

突然ですが、あなたは漠然と「ブルガリの時計が欲しいなぁ」と考えているとします。

あの高級ブランドの時計です。

じゃあ、あなたはどんな方法で買いますか?

ブルガリの時計に店舗によって置いている種類も違うし、
欲しいものが定まっていない状態で店舗をめぐり、店員さんの詳しい説明を聞いても非効率だし、

かといって、店員さんのアドバイスも聞かず、ネットだけで買い物するのも不安です。

高い買い物なので、
効率的に情報収集したいけど、専門家のアドバイスも直接聞いて納得した上で買いたい。。

 

実は、M&Aも同じです。

情報収集は効率的に行いたいけど、専門家の力も借りたい

こんなワガママをかなえてくれるのが、今回ご紹介する「M&Aマッチングサイト」です

特に、日本にいながら東南アジアM&A案件の情報を効率的に入手することは難しいです。

というのも、規模の小さな案件になるともらえる報酬も小さいので、
投資銀行や証券会社の大手金融機関などは見向きもしないからです。

つまり、お手頃なサイズの東南アジアM&A案件の情報は入手しずらいのです。

今からご紹介しますが、日本国内には多くのM&Aマッチングサイトがあります。

国内M&Aマッチングサイトには、国内案件の情報がたくさん載っているので、
国内M&Aを検討されたい方にはぴったりです

しかしながら、海外の案件、特に東南アジアの案件をカバーしている国内M&Aマッチングサイトは非常に少なく

東南アジアに事務所を構えているような運営会社もないので、
又聞きの又聞きで集めた2次~3次情報が多く、
情報の信頼性や、案件を進めていく上でのサポート体制という意味では不十分です

以上より、国内ではなく、東南アジアのM&Aを検討したいという企業にとっては、
M&Aマッチングプラットフォーム「ドマンダ」がとてもお勧めです。

というのも、
ドマンダの代表はシンガポールに住んでおり、シンガポールでM&Aアドバイザリー業務も行っているため

売り手のシンガポール人やベトナム人、売り手のFAなどから直接聞いた一次情報を
案件情報として掲載でき、かつ日本語でサポートさせて頂くことができるためです。

この記事では、東南アジアM&Aではなく、国内のM&Aをやりたい!という方向けに、
国内のM&Aマッチングサイトの特徴についてご紹介します。

そもそもM&Aマッチングサイトとは

M&Aマッチングサイトとは、

・自社を売却したいという企業(売り手側)
・そして買収を検討している企業(買い手側)

を結び付ける(マッチングする)サイトです。

まぁ婚活アプリみたいなもんです。

買い手も売り手も、それぞれの希望する条件や、扱っている業種、企業規模などの条件を比較検討し、相思相愛になれる相手企業を探すために登録するわけです。

しかも、買い手と売り手の出会ったあとも、しっかりとプロの結婚プランナーならぬ、
「プロのM&A専門家」のサポートを受けられる体制が整っています。

出会った後は勝手にしてくださいではないんですね。

また、なんといっても、気軽にM&A先を探せるというのは、
M&Aマッチングサイトのメリットです。

ひと昔前だと、M&Aの情報を入手しようと思うと、投資銀行や証券会社、M&Aブティックなどから紹介を受けるしかありませんでした。

また、利用料金についても、たいてい売り手側は無料ですし、
買い手側も「M&Aが成功したら払ってね」という成功報酬型の場合が多いので、

M&Aを何もやっていないのにお金を取られるってことはないです。

国内のマッチングサイト

具体的に国内で利用できるM&Aマッチングサイトとして、どんなオススメ会社があるかを見ていきましょう。

それぞれ案件掲載数や地域、手数料、実績などが異なりますので、より自社のニーズに合ったサイトを見つけられるかがポイントです。

ただ、ぶっちゃけ、買い手にとっては、良い案件があればどこのサイトでもいいですし、
売り手にとっては、会社が売れればよいので、どのサイトが良いとは一概に言えないです。

ですが、各サイトで特徴が異なりますので、それぞれの特徴を理解された上で利用されることをオススメします。

M&Aナビ

手数料にFAサービス料が入ったM&Aマッチングサイト

項目 内容
案件掲載数: 売却案件:134件(2020年2月時点)
買い手側利用者: 買いたい企業
売り手側利用者: 売りたい企業、売り手側FA
手数料: 共に契約締結時(サイニング時)に発生
・買い手:レーマン方式(5~9%、最低金額:200万円)
・売り手:レーマン方式(5~9%、最低金額:200万円)・売り手FA:売り手からもらった報酬の10%
特徴: ・特になしFAサービス付マッチングサイト

M&Aナビが扱っている業界は幅広く、
飲食や医療介護を筆頭に、小売や旅館関連に及びます。

手数料はM&Aの双方の企業からの成約ができた時点で発生する制度となっています。

売り手から手数料を取る理由は、
売却プロセスのアドバイスをM&Aナビの専門家がサポートするからだそうです。

何でもサポートしますって聞こえは良いですが、ちゃんとお金取られてますからね。
当たり前ですが。

M&Aマッチングサイトのくせに、レーマン方式で手数料を取っているので、
FA(フィナンシャルアドバイザリーサービス)フィーが含まれたM&Aマッチングサイトと考えるべきでしょう。

なので、別にFAとして雇いたいアドバイザーがいる場合は、M&Aナビを使うべきではないです。

あと、デュー・ディリジェンスについては何も触れられていないのですが、
まさか彼らがやってくれるわけないですよね。笑

というか、やるべきじゃないです。

詳細は確認が必要ですが、
恐らく別途、彼らと関係のある会計事務所や弁護士事務所を紹介してくるんだと思います

FAサービスの質は分かりませんが、国内の小さな案件であれば、
ある意味テンプレ化されたプロセスの中で、粛々と作業をこなすだけなので、
そこまで質を気にする必要はないかもしれません。

バトンズ

手数料にFAサービス料が入ったM&Aマッチングサイト

項目 内容
案件掲載数: 売却案件:1,868件(2020年2月時点)
買い手側利用者: 買いたい企業、買い手FA
売り手側利用者: 売りたい企業、売り手FA
手数料: 共に契約締結時(サイニング時)に発生
・買い手:事業の引継ぎの対価総額の2%
・売り手:無料
アドバイザーは買い手もしくは売り手企業からもらうアドバイザリーフィーの30%または50%を支払う(バトンズのサポートをどれだけ受けるかによって手数料が異なる)
特徴: ・掲載案件数の多さ
・FA自ら売り案件のアドバイザーへ立候補できる

このサイトで扱っている業種は多用で、
宅配や学習塾などがありほぼすべての業界を網羅しています。

掲載されている案件数はとても多いです。

手数料は契約成約時(サイニング時)に買い手に対し発生し株式価値の2%です。
売り手側の手数料は発生せず、買い手側のみに請求されます。

日本国内では最大級の規模を誇るM&Aマッチングサイトで、3万件の登録数を持つというのが大きな特徴です。

また、基本プランに加えてオプションが多いというのもポイントです。

相手企業のリサーチや、作成した契約書の法的チェックなどもしてくれます。

必要に応じてサービスを追加できるのおすすめです。

事業承継総合センター

扱っている業種については公表していませんが、事例を見てみるとカフェや建設関連を始め、ITやサイト運営など幅広く対応しています。

手数料は連携M&A会社に1パーセントから5パーセント支払うという形になっています。

この事業承継総合センターの特徴は、人材紹介業界で大手のリクルートが運営しているということです。

そして、直接M&Aを仲介するのではなく、それぞれの業界や企業規模に見合ったM&A会社を紹介するというサービスを行っています。

M&A会社はそれぞれ得意とする業界や企業規模が異なりますので、この事業承継総合センターで様々な要望を受け入れ、そこからよりマッチするM&A会社を紹介するという仕組みになっています。

SPEED M&A

どの業界でも扱うことができ、医療介護や観光業、そして飲食や建設業などを取り扱っています。

手数料は売り手企業が無料となっています。

買い手企業には5パーセントの手数料がかかります。

大企業でも個人事業でもM&Aマッチングができるという、広い対応力が強みです。

累計マッチング数は130件以上で、国内最大級の利用者と実績を誇ります。

企業サポートのオプションもあり、マッチングだけでなく交渉や契約書の作成やチェックなどを、フルサポートするというサービスもあります。

初めてM&Aをするので心配という企業でも、安心して最初から最後まで頼れるのがオススメです。

トランビ

日本全国どこでも、どの業界でも扱えるM&Aマッチングサイトです。

トランビでは、販売や製造などの業界があります。

また、IT通信や飲食など、それぞれの業界で多数の登録企業を抱えています。

そのため、他のマッチングサービスと比較してみて、なかなか相手企業を見つけられなかったというケースでも、ここでは見つけやすいというメリットがあります。

手数料は成約時に発生することになっていて、買い手企業側に3パーセントが発生します。

売り手企業には手数料がかからないので、負担なしで利用できるのがオススメなところです。

トレンビのM&Aマッチング数はなんと19,000件を軽く超えていて、実績数において国内トップクラスにあります。

その分信頼度も高いですし、多くの企業が利用しています。

安心感を求める企業にぴったりのサイトです。

たくさんのサポートオプションがあり、交渉代行やエキスパートによる専門アドバイス、財務調査、契約書作成などが可能です。

それぞれの料金ははっきりと明示されていますので、予算を組むのが楽で気軽に利用できます。

ビズマ

不動産や美容関連の業界を始め、、金融や飲食など幅広い業界を取り扱っています。

手数料は初期登録費用が1万円に月額費用が5,000円という形を採っています。

多くのM&Aマッチングサイトでは、成約時にまとめて成功報酬のような形で手数料を徴収します。

しかし、こうしたサイトと比較して、このビズマでは登録費用と月額だけで、
その他の仲介手数料はいりません。

早くM&Aを成功させることができれば、かなりコストが抑えられるのが魅力です。

M&Aのためのクラウドファンディングや、事業拡大支援や人材紹介など、
新体制のためのサポートも行っているのも大きな特徴です。

それぞれの企業で事業規模は異なりますが、かなり小さな法人から大企業まで扱った実績がありますので、安心してマッチングを依頼できます。

FUNDBOOK

WEBサイト運営やホテルを筆頭に、小売や医療などの業界の企業が多いマッチングサイトです。

手数料は売り手側には1パーセントから5パーセントとなっています。

買い手企業側にはそれぞれの案件の規模によって異なる手数料がかかります。

M&Aをスタートさせて基本合意に至った際に手数料の10パーセント、
クロージングした時に残りの90パーセントの手数料を支払うという形を採っています。

このサイトのオススメポイントとしては、他と比較しても全国場所を問わず多くの企業が登録しているという点です。

豊富な企業を地域や条件などのフィルターにかけて探せるというのが便利です。

それぞれの企業が提出する情報を、サイト側でしっかりとリサーチしていますので、
正確な情報をすぐに手に入れられるというのもメリットです。

相談やプラットフォーム利用に関しては無料ですので、まずは気軽に登録してスタートできます。

オプションも充実していて、財務諸表のレポート化、交渉や手続きをする際の事務サポートなども行っています。

マッチングだけでなく具体的な実務サポートを得られるのがオススメです。

M&A PARK(エムアンドエーパーク)

◆海外の投資家にアプローチできるM&Aマッチングプラットフォーム

項目 内容
案件掲載数: 売却案件:71件(2020年2月時点)
買い手側利用者: 買いたい企業、買い手側FA
売り手側利用者: 売りたい企業、売り手側FA
手数料: 買い手:成約価額の3%(サイニング時に支払う)
売り手:無料
強み: ◆海外38か国以上の買い手側ユーザーを抱えている
(実際アクティブなユーザーかは分かりませんが)

このサイトの最大の特徴は、世界的な規模でM&Aマッチングをしているということです。

M&A PARKでは売り手の登録した案件を世界中の投資家が閲覧しているため、
日本以外でも幅広く買い手を募集したい場合、このサイトに売り案件を載せると良いです。

案件を公開したくない場合でも、「非公開案件」として掲載することも可能です。

手数料は契約締結時、つまり、サイニング時に支払うシステムになっており、
買い手側が成約価額3パーセントがかかります。(成約価額の定義は何なのかは確認するため、チャットサービスを使いましたが、全く回答が得られず諦めました)

買い手側の手数料としては、リーズナブルだと思います。

一方、売り手側は一切お金がかかりません。

こういうマッチングサイトの場合、売り案件が集まらないとそもそもサイトとして機能しないので、まぁどこも売り手は手数料がかからないのが普通です。

M&Aマッチングプラットフォームとして、FA(フィナンシャル・アドバイザー)やデューデリジェンスの専門家なども紹介してくれるようですが、

別に彼らがスクリーニングして質の高いアドバイザーをリーズナブルな価格で
紹介してくれるわけではなく、つながりのある先をとりあえず紹介するだけだと思うので、自分でアドバイザーや専門家を探すのが面倒。。という人以外は自分で見つけたほうがいいと思います。

また、オプションサービスとしては、下記のようなものがありますようですが、

・売り案件が少しでも多くの買い手の目に留まるように上位表示しますよ!
・売り案件をわざわざプラットフォームに記載するのは面倒でしょ、代行しますよ!

など、全て売り手側へのサポートです。

・M&A案件の上位表示枠への掲載(ピックアップ枠):月額5万円(税別)
・M&A 案件の登録代行:3万円(税別)/案件あたり

みんなのM&A

取り扱い業種は小売や飲食を始めとして、医療や介護となっています。

システムの基本利用料はかからず、成立手数料は成立時に発生します。

売り手企業には手数料がかからず、アドバイザーなどのオプションサービスを依頼した場合のみかかります。

買い手企業には、譲渡資産の合計額に1.5パーセントをかけた額が手数料としてかかります。

このサイトは5億円以下の企業規模を持つ企業のみを対象としているというのが、大きな特徴と言えます。

中小企業に対象を絞っていますので、その分マッチングの精度が高いというメリットがあります。

業種も一定程度限定されていますので、質の高いM&Aができることになります。

会計事務所やM&Aコンサルタントの紹介も行っていて、それぞれが持つスキルや経験を生かして、実務や相談ができるというのもオススメです。

Mafalova

このサイトでは、医療や介護、そしてITに対応しています。

また、建設や飲食などの業界を取り扱っています。

手数料は成約時に発生する仕組みです。買収資産総額の1.5パーセント、もしくは1000万円のどちらかで高い額が手数料となります。

他のサイトと比較しても、手数料割合が低めなのでコストを抑えたい場合に役立ちます。

このサイトの大きな特徴は、非公開型のマッチングをしているということです。

企業は利用に当たって、自分たちがどのようなM&Aの形を望んでいるかを公表せずにマッチングができます。

条件を細かく指定することによって、相手企業の内容を知ることができ、より安心感のある交渉ができます。

さらに、非公開ならではの質の高さがあり、
他のサイトと比較してもマッチング率が高いというのもオススメです。

マッチングサイトを利用する際の留意点

日本国内で利用できるたくさんのM&Aマッチングサイトがあり、
それぞれにオススメポイントが違います。

そのため、それぞれのサイトの得意分野、つまり扱っている業種や企業規模などをチェックして、自社が行いたいと思っているM&Aの条件に合うかどうかを比較することが大事です。

また、手数料やオプションサービスの料金をきちんと確認することも大事です。

サイトによっては、着手金や一定のプロセスが進んだ段階で手数料がかかってくることもあります。

この場合だと、最終的にM&Aが成り立たなくてもコストがかかってくることになります。

もちろん、相手企業が優良でM&Aの成功率が高いというのであれば問題ありませんが、
着地点が見えない、相手企業に不安があるという場合は、無駄に手数料を支払うことにもなりかねません。

手数料システムについてもしっかりと確認しましょう。

M&Aマッチングサイトでは、正確で詳細な企業情報をアップしています。

しかし、それだけを信頼して自社でのリサーチをしないというのはリスクが伴います。

情報は一方面だけでなく、多方面から収集した方が確実性が高まるからです。

そのため、マッチングサイトで提供している情報とは別にリサーチを行い、
双方の情報を比較しましょう。

そうすることで、より確実なM&Aができることになります。

賢くM&Aマッチングサイトを利用しよう!

M&Aマッチングサイトは、たくさんの企業候補をすぐに見つけ比較できるのがオススメの理由です。

そのため、まずは使いやすいサイトに登録して企業候補を検索してみましょう。

それぞれのサイトでオプションサービスを提供していて、より効率的、かつ有利な交渉ができるようにサポートしてくれます。こうしたサービスも上手に使い、手間と時間がかかりがちなM&Aをスムーズに進められるようにしたいものです。

紹介しているサイトは、多数のM&Aを仲介してきた実績があるサイトばかりですので、
そのノウハウと経験を余すことなく利用しましょう。

東南アジアM&A案件をお探しの方へ

クロスボーダーM&Aプラットフォーム「ドマンダ」では、様々な東南アジア案件をご紹介させて頂いております。

国内のM&A・事業承継案件とは異なり
東南アジアの優良案件情報は、限られたコミュニティの中でのみやり取りされることが多く、独自のネットワーク(人脈)があって初めて入手可能な情報となります。

また、先進国でのM&Aのように、プロセスが機械的に進むケースは稀であり、先方と密なコミュニケーションを取りながら、情報開示やインタビュー設定等のリクエストを実施することで、先方の売却準備を促すことも重要なプロセスとなります。

以上より、東南アジアのクロスボーダー案件に精通した現地のM&Aアドバイザーとの接点を持つことが重要であると考えております。

24時間いつでも案件のご相談をお受けしておりますので、
クロスボーダー東南アジアM&Aをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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